公益財団法人とよなか国際交流協会

出版記念シンポジウム「勝手に国際離婚?!~無断離婚被害者と共に考える~」【12月7日実施】

協議離婚制度は、当事者の合意のみで離婚が成立する、非常に簡便な制度です。そのため、日本人配偶者に合意なく勝手に離婚届を出されていたという外国人からの相談ケースは珍しくありません。勝手に離婚された外国人には在留資格や生活環境のみならず、子どもの国籍や在留資格、養育環境などについて、深刻な問題が生じていました。協議離婚制度は、子どもや経済的に不利な女性、そして外国人といった、社会的弱者に大きなしわ寄せを及ぼす問題の多い制度です。

「リコン・アラート(協議離婚問題研究会)」は、このような問題意識や無断離婚のケースを持つ支援団体で結成され、この度無断離婚被害者の救済を目的として、支援者への情報発信の一環で作成した支援者向けマニュアルを作成しました。(出版社:日本加除出版)

この出版記念シンポジウムでは、無断離婚の被害を受けた当事者や、執筆者等からの報告をふまえ、被害者支援のあり方や協議離婚制度の今後について議論を深めたいと思います。


※会場が「とよなか国際交流センター」に変更になりました。


※詳しくは、イベントページか 以下のPDFファイルをご覧ください。


※書籍購入ご希望の方は、日本加除出版ホームページからお願いします

  ⇒ https://www.kajo.co.jp/book/40780000001.html