公益財団法人とよなか国際交流協会

子どものための学習日本語教室(こんぱす) ボランティア募集説明会

初期指導が終わり、お友達とは問題なくコミュニケーションが取れているようでも、実は勉強で悩みを抱えていたり、日本生まれであっても、家庭内の会話が親の母語であるため、日本語が不十分で、友達とうまくいかなかったりしている外国ルーツの子どもたちがいます。そんな子どもたちに、日本での進路(針路)を切り開いていける言葉の力を養ってもらおうと、現在は火曜・金曜の週2回、17:00〜19:00で活動しています。

独自開発の教材で、各子どもに応じた学習のための日本語指導を行っています。教科を直接教えるわけではありません。教科書を読みこなし、子ども自らが自分の力で教科学習を進めていける日本語の力を身につける。そんなグループの目的、教材等を説明します。その後、ご希望の方には、対面授業を見学していただきます。

 継続してご活動いただける場合、毎回、実際の授業を見ながら、子どもへの対応の仕方、教材研究、教案づくり等見学、研修を行い、徐々に授業に参加していただく予定です。

  子どものための教材はそろっています。基本教材としては共通のものがありますが、子どもへのアプローチには工夫が要ります。大人の学習者には有効でも、目の前の子どもにはいいとは限りません。また、子どもによって個性もあり、進度の違いもあります。教え方に正解はありませんが、経験を重ねることにより、わかってくることもあります。私たちのグループは、中学校で日本語指導を行ってきた、経験豊かな元教員の助言のもと、ボランティア同士で教材研究などを行いながら日々実践を積み重ねています。これから共に活動していく新しいメンバーのご参加を心よりお待ちしています。


※詳しくはイベントページをご覧ください。