2015年10月 日本の人、聞こえますか~?(第2回)
中原田ブルーナ(なかはらだぶるーな)
みなさま、お久しぶりです。中原田ブルーナです。ブラジルへ帰ってきてもうすぐ半年になります。ブラジルの生活に慣れてきて、仕事にも慣れてきました。毎日ポルトガル語と日本語を話す機会があるので学びの多い日々を過ごしています。
そして!この前、センターで長年活動していらっしゃるネルソン百合子さん(小学校外国語体験活動、若者支援事業コーディネーター、日本語交流活動ボランティア等)が私の故郷、ブラジルへ遊びにきてくれました!「ブラジルに会いに行くよ~」と言って、実際に来てくれた人の中でネルソンさんが初めてだったのですごく嬉しかったです。嬉しすぎてインタビューをしました。
Hora da entrevista com Nelson-san!
(以下B:ブルーナ、N:ネルソンさん)
B:なぜブラジルに来たんですか?
N:ブルーナに会いに来ました。
(B:さすがですね。)
B:ブラジルで一番びっくりしたことは何ですか?
N:本当にみんな英語ができないですね。そしてイグアスの滝にびっくりしました。水の量がすごくて、とても濡れました。日本で体験できないことができてよかったですけど、ボートが少し怖かった。
私はずっと前からイグアスの滝に行きたかったので夢が一つ叶いました。ボートで滝の下まで行きましたが、迫力がすごくて、ネルソンさんは震えていました。そして「わかった!わかった!」と連呼していたので、ブルーナ修行がどれだけ大変なのかをわかってくれたと思います(笑)。
B:嬉しかったこと・楽しかったこと・いやだったこと・悲しかったことは何でしょうか?
N:嬉しかったことは、元気なブルーナさんに会えたことと、ブルーナさんの親戚に会って、一緒にご飯を食べたりしたことです。そしてブルーナさんのおばあちゃんに会えて、話ができました。大変なことは、椅子が高かったり、ドアが力が要ったり、体力の無さを感じました。そして言葉が通じないのでもっとポルトガル語を勉強したいと思いました。
B:最後に、ぜひ日本のみなさんに聞いてほしいことを教えてください。
N:ブルーナの叔母さんは、「顔が日本人だけど私は日本語ができない」と言っていたけど、羨ましいと思いました。私はスリランカ人だけどシンハラ語ができないことは、マイナスだと思っていたけど、ブラジルでは普通のことで、マイナスだと思いません。私はシンハラ語ができなくても何も言われませんでした。海外旅行へ行った中で今回が一番プレッシャーが少なかったです。
10日間ほどネルソンさんと一緒に過ごせてたくさん勉強になりました =D Muito obrigada!
中原田ブルーナ(なかはらだぶるーな)
外国人のための多言語相談サービス(ポルトガル語)多言語スタッフと、子ども事業コーディネーターをしていた中原田ブルーナさんが、2015年4月より故郷・ブラジルに滞在しています。ブルーナさんからのブラジル生活便りをどうぞ。